【民法】



令和の時代にお勧めできる民法基本書を現在探しています。そういう基本書に出会ったらここでご紹介致します。まずは、大学の講義の担当の先生が指定する教科書を購入して欲しいと思います。



・内田貴 先生『民法Ⅰー1 総則』(東京大学出版会、第5版、2025)

17年ぶり、待望の全面改訂! 2025年5月22日発売。
内田民法は、「事例を豊富に設定」して説明していただける『教科書』です。私も内田民法でした。長期間改訂が待ち望まれておりましたが、内田先生も法務省で民法改正要綱案の作成に携われるなどご多忙のご様子でした。司法試験予備校教材のみを使用されている受験生の方々も『内田民法』を試してみて下さい。


・内田貴 先生『民法Ⅲ 債権総論・担保物権』(東京大学出版会、第4版、2020)





〜民法のお勧め学習順序

民法は、大きく分けて、【財産法(第1編〜3編)】と【家族法(第4・5編)】に分けられます。

ここで、【財産法】についてのお勧め「学習順序」を申し上げます。

①不法行為法、②契約法、③④総則または物権法、⑤担保物権法、⑥債権(総則)、の順です。この方が、イメージしやすいですし、頭に入りやすいと思います。ご参考までに。





  • 民法判例百選I 総則・物権(第9版): 別冊ジュリスト 第262号
  • 民法判例百選II 債権(第9版): 別冊ジュリスト 第263号
  • 民法判例百選III 親族・相続(第3版): 別冊ジュリスト 第264号
民法を学ぶうえで「判例学習は必須」である。総則、物権、債権編においては、できれば、代表的な判例に関しては、『調査官解説』にも挑戦してほしい。
ちなみに、私が初めて読んだ民集登載判例は、最大判平成11年11月24日(民集53巻8号1899頁)でした。なお、本判決の「なお書き」で有名な奥田昌道裁判官は、この判決前日の祝日に京都でフルマラソンを完走して、当日始発の新幹線で東京に向い最高裁に赴いたとのことです。昔日、当サイト管理人はこのように、「とある大学の大講義室」でその講義を「直接拝聴する機会」に恵まれました。


・池田清治 先生『新・基本事例で考える民法演習』すっきり民法玉手箱(日本評論社、2025)

amazonの商品ページで、(スーパーマリオばりに)「下にスクロール」していくと、「第1問」と「参考答案・解説」の一部を読むことができます。
民法の問題集には、類似の問題集が複数あるようです。実際に書店に行ける方は内容を「ペラペラっとだけ見て」他書と比べてみて、「自分の波長に合う」と思ったものを購入してください。本書の特徴は、①「親族・相続」編の問題が4問「も」載っていること、②著者の先生が「旧シリーズ」を2冊「も」発行していること、の2点があげられます。
​それ以上のことは、みなさんご自身でご判断いただきたいと存じます。